週刊NTR Week 52「ラッセル・ウェストブルック来日・メロやっと決まった・アジア競技大会」

週刊NTR Week 52「ラッセル・ウェストブルック来日・メロやっと決まった・アジア競技大会」

今週はカズマが不在で4人。ニュースはもちろんラッセル・ウェストブルック来日!そしてメロがやっとロケッツ入り、アジア競技大会、U18アジア選手権などの代表活動、BリーグU15チャンピオンシップなどなど。大冒険はUの球編に突入です。

ポッドキャストはこちら:

目次

0:16:46 – 今週のニュース
1:18:16 – レオの大冒険
2:13:34 – 投稿コーナー

ここまでのレオの大冒険

Oの球編 by デラックスベースラインドライバー

読む

にゃおとの死闘を終えたレオとカズマはOの球を求めてオナニー村にたどり着いた。
村の入り口にはいびつな文字で「オナニー村」と書かれた看板が置かれている。

カズマ「何か嫌な予感がしますね…」

そうつぶやくカズマ。

レオ「カズマ、あれを見ろ!」

レオが指さした方向には、無数の村人がゴーグルをつけながら腰を振る、異様な光景が広がっていた。

レオ「一体この村、どうなってるんだ…」

その時一人の男が家屋から飛び出してきた。

「君たち、ここは危ない!すぐに隠れるんだ!」

彼はゴーグルをつけていない。言われるがまま草むらに隠れる二人。

カズマ「あ、あなたは…ライト博士!」

ライト博士「カズマくん、久しぶりだな。ずいぶん大きくなって。こちらの少年は?」

カズマ「ライト博士、こちらは最後の騎乗位ベイビーレオさん。一緒にKIJOUIの球を集めているのです。それにしても、博士がこんなところで一体なにをしてるんですか?」

ライト博士「やあ、レオくん。君の話は聞いている。私がここにいる理由、すべてはあれのせいだ。」

ライト博士の指さした先にはゴーグルをつけた村人たちがいた。

ライト博士「あれは私が開発した特製のVRゴーグル。国王によって体位が規制された中、人々の頭に浮かんだのは、仮想現実でそれを楽しむということだった。そしてそのシステムを開発するにあたって、『歩くAV名鑑』と呼ばれていたこの私に声がかかった。最初は人々の道楽のため、と日々開発に明け暮れた。しかし、そこには別の目的があった。」

レオ「別の目的…?」

ライト博士「支配だ。すべては国王からの指示だったんだ。VRゴーグルを使って現実と仮想現実の区別をなくし、人々の生活そのものをコントロールする、それが国王の計画だった。ただ、村人全員のVRゴーグルをコントロールするためには、莫大なエネルギー源がいる。それに使われているのが、何を隠そう君たちが探しているOの球だ。」

カズマ「レオさん、今すぐそれを取りに行きましょうよ!」

ライト博士「カズマくん、それは危険だ。システムが動いている最中に球は取り出せない。まずはシステムをダウンさせないと。」

レオ「博士、おれになにかできることはないのか!」

ライト博士「レオくん…しかし…」

その時、ライト博士の目に留まったのは細かく武者震いをしたレオの腰だった。

ライト博士「わかった。危険だがやってみよう。作戦はこうだ。レオくんは腰を超高速で動かし、高周波の妨害電波を腰から発信する。それによって村人全員のVRゴーグル内の動画をジャックするんだ。うまくVRが動作していないとわかれば、管理施設の人間たちは一度システムを止め、復旧作業に当たるはず。そこがチャンスだ。ただしかなりのスピードで腰を動かすがゆえ、もう二度と腰を動かせないかもしれない。それでもいいのか?」

レオ「ライト博士、それしかないんだろ?やらせてくれ!」

そう言うと、レオは腰を動かし始めた。すると腰から妨害電波が発信される。

妨害電波「ウィンウィンウィンウィンウィンウィン」

ライト博士「レオくん、もっと!もっとだ!」

カズマ「レオさん、頑張って!K・I・J・O・U・I!KIJOUI!」

レオ「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

妨害電波「ウィンウィンウィンウィンウィン」

ライト博士「周波数が一致した!今だレオくん!まったく興奮しない光景を頭に思い浮かべるんだ!」

レオの頭にとっさに浮かんだのは、レオの腰の上にまたがりあえぐ、KIRA☆KIRA村の村長だった。

村長「じゃっじゃっじゃ!」

その時だった。村人たちが嗚咽を始め、次々にゴーグルを外して倒れこんだ。

ライト博士「やったぞレオくん!成功だ!」

カズマ「レオさんすごいよ!」

レオ「や…やった…のか…」

レオは腰を止めその場に倒れこんだ。レオの腰はもう限界寸前だった。

ライト博士「カズマくん、君は村人を安全な場所に避難させてくれ!私はレオくんとOの球を取りに管理施設に向かう!」

カズマ「わかりました!」

ライト博士はレオの手を取り管理施設へと向かった。管理施設の周辺に人はいない。おそらくみんな村のパニックの鎮圧や修復作業に追われているのだろう。楽々と中へ入る二人。奥に向かうとエネルギーチャージャーの中心に浮かぶOの球があった。

ライト博士「くそっ、音声認証のパスワードでロックされている!これじゃあの球を取り出せない!」

ライト博士は思いつくがままにパスワードを口にした。

ライト博士「Body Feels Exit! Sweet 19 Blues!Never End!Can you celebrate!…あ、あ、あむろちゃーん!」

ライト博士は何かを思い出したかのように泣き出したが、エネルギーチャージャーはピクリともしない。

ライト博士「うっ、うっ…だめだ…このパスワードはこの村の支配者にしかわからない…」

その時、ライト博士はあることをひらめいた。

ライト博士「レオくん、試しに君も何かパスワードを言ってみてくれ。」

レオは思いつくがままにパスワードを口走った。

レオ「Bulls Fan In Japan!たあああああじ!りほいほい!コービー・ブライアント失う勇気最高の男になるためさ絶賛発売中!」

エネルギーチャージャーはピクリともしない。

ライト博士「だめか…」

レオは試しにもう一つある言葉を言ってみた。

レオ「犬は…かわいい…」

グオオオオオオン!!

ライト博士「やった!!!」

エネルギーチャージャーがもの凄い音をたてながら動き始めた。レオが口走ったのは、レオの父親の口癖だった。
ふわふわと浮かぶOの球を手に取ったその時、警報が鳴り響き、無数の警備員が部屋へと流れ込んできた。

警備員「お前らそこまでだ!今すぐその球をこちらに渡せ!」

レオは反撃しようと腰を揺らすが、妨害電波を発信した際のダメージが大きく、腰はすぐ動かせる状態になかった。

レオ「ここまでか…」

ライト博士「レオくん、諦めたらそこで試合終了だよ。」

ライト博士はそうつぶやくと、腕時計の横のボタンを押した。するとどこからともなく、二人の青年が現れた。

ライト博士「紹介しよう。彼らがNTRアベンジャーズだ!」

(カズマさん、ここでアベンジャーズのテーマ曲を口ずさんでください)

レオ「NTRアベンジャーズ?博士、それは一体?」

ライト博士「こんな時もあろうかと、私が秘密裏に結成したスパイ組織だ。まずは、エロGIFハッカーのばぁどまん。高速でエロGIFをTwitterのタイムラインに放出し、あっという間にスマートフォンと男の下心をジャックする!」

ばぁどまん「ばぁどまん砲、発射…!」

そうつぶやくやいなや、ばぁどまんは高速でエロGIFをツイート。通知の嵐に鳴り響く警備員たちのスマートフォン。スマートフォンを開いたが最後、警備員たちはレオたちのことはそっちのけで無数のエロGIFに見入ってしまった。この村にばぁどまんをフォローしていない男などいない。

ライト博士「そしてもう一人はシバリストのaki。縄を使ってあっという間に相手の身動きをとれなくする。彼の縛り方は芸術的だ…」

aki「ライト博士…ぼくは縛るのが好きなのではない…その場の流れで縛り反応を見るのが好きなのさ…」

そうつぶやくと、スマートフォンに没頭する警備員たちをakiはあっという間に縛り上げてしまった。

aki「ふふふ…実に気持ちがいいな…さあ、お二人さん、今のうちに逃げろ!」

レオ「ありがとう!NTRアベンジャーズ!」

ふと、ばぁどまんを見ると一本のボルトを手にしていた。

ばぁどまん「ついでにこの施設の土台のボルトを一本抜いておいた、これでこの施設も終わりだ。」

ばぁどまんは普段は建築に携わる者として働いている。こういったことには詳しい。あっという間に崩れ落ち始める建物。

ライト博士「うわあー欠陥住宅だー」

そう叫びながら転がり落ちるライト博士。レオはライト博士の腕を掴み、なんとか崩れ落ちる施設の中を抜け出した。

こうしてOの球を手に命からがら村の入り口まで逃げついたレオとライト博士。そこにはカズマの姿もあった。

カズマ「レオさん、ライト博士。無事にOの球を手に入れたんですね!村人はにゃお兄さんに頼んでイケメン村に避難させました!」

Oの球を手にしたにも関わらず、考えにふけるレオ。その目線の先には、村のパニックによって倒れてしまった「オナニー村」の看板があった。近寄ってみると、文字の一部分が消されたような跡がある。レオがその部分をこすると、ある名前が浮かび上がった。

「オオニシ」

そう。「オナニー村」は実は「オオニシ村」だったのだ。オオニシ、それはレオの苗字である。

ライト博士「レオくん、もう気付いているようだな。そう、この村のかつての統治者は君の父親だった。しかし、私が開発したVRゴーグルを国王はVRマスクへと改造し、それを君の父親に取り付けた。君の父親はナカダースベイダーとして洗脳され、国王の右腕となってしまったのだ。最後の騎乗位を成し遂げた男を、自分の手下とする。国王の狙いはそれだった。」

レオ「父さん…」

ライト博士「だが、君がいる。君はわれわれのラストソープ…ではなくラストホープ、最後の希望だ。すべての球を揃えて父親を救ってくれ。」

レオは一抹の不安を胸に、次の村へと進んでいった。

<コメント>
ライト博士は右利きさんです